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コーティングについてのうんちく

コーティング剤について

車の塗装表面の保護剤として、WAX以外にコーティング剤があります。

コーティング剤は「ポリマー」が主要な成分です。ポリマーとは重合体、高分子化合物とも言い、非常に多数の小さな分子(モノマー、単量体とも言う)が結合してできた化合物です。

一般的にコーティング剤は「長期間の塗装面保護」を主目的にしています。そのためWAXに比べて耐久性が高く、水垢等の汚れも付着しづらいのですが、その反面、撥水性や光沢はWAXより劣ってしまいます。
最近では撥水性に優れたものや光沢に優れた商品も出てきていますが,これらの特性はコーティング剤の成分に左右され、成分中にポリマー(重合体)が多ければ多いほど塗装面の保護能力は向上するが反面作業性や光沢が悪くなる、成分中にシリコンやカルナバの配合が多ければ多いほど光沢や撥水性は良くなるが反面耐久性が悪くなると言った難しさが有ります。

 

コーティングを行うと言う事は、車のボディの塗装表面に薄いポリマー(重合体)の膜を張り、その膜によってボディを保護すると言う事です。
塗装を保護する考え方はWAXと変わりませんが、WAXの場合は塗装表面に大きな油の分子がただ単に乗っているだけなのに対し、コーティング剤の場合は非常に小さな分子が網目状に連続して密接につながった、強固な膜が塗装表面に形成されるという点が大きく異なります。
このようにしっかりした分子構造を持つ膜である為、耐久性がWAXに比べて非常に高いのです。


独り言

親水性と撥水性という言葉があります。その物質がどれだけ水と馴染みやすいかと、どれだけ水を弾くかを述べたものですが、コーティングの世界ではどちらも「いかにしてきれいに水を切るか」という機能を示します。
ワックスのような撥水方式はすぱっと水がきれるので見ていて非常に気持ちが良いのですが、平らな面(ボンネットや屋根上等)では水玉が残ってしまう事が有ります。その点親水性のポリマーコートは水を馴染ませて切ってくれるので良いのですが、お客さまにとって効果が感覚的に理解しにくいのが悩みの種です。