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塗装面の再生方法

傷付いた塗装面を再生する方法は、その傷の付き方によって大きく3通りに分けられます。

まずボディの鋼板がへこんでしまったり、傷が塗装面に深く付いている(爪を立てて引っかかる様な)場合は板金塗装店での修理となります。鋼板を矯正してへこみを直したり、へこみや傷をパテや塗料等で埋めると言う修理方法です。

 

次にへこみが無く、浅く細かい傷を再生させるには、「埋める方法」か「削る方法」になります。

埋める方法とは、顔料入りWAXや樹脂製WAX等で細かい傷を埋め、目立たなくさせる方法です。通販やカーショップで販売している傷消しワックス等がこのたぐいの製品になります。
手軽に傷を目立たなくさせる事ができる反面、一般的に埋めた部分の結合力は弱く、すぐに剥がれてきてしまう傾向に有ります。 また塗装面の不純物を除去できず、逆に汚れを奥へ奥へと塗り込めてしまう事にもなりかねません。

 
塗装の表面をコンパウンドを使用してごく薄く(数ミクロン)削り、平滑化させる方法が「削る方法」です。削る事により傷や不純物の除去ができ、WAXやコーティング剤の結合力が高まるため、長期的な塗装面の保護が可能となります。ただしきれいに削るのは非常に難しく、下手に磨くと平滑化どころか塗装面をでこぼこにしかねません。

独り言

傷を埋めるのは「お手軽な方法」、削ってきれいにするのは「本格的な方法」とも言えます。その本格的な方法を使いこなせて初めて「プロ」を名のれるわけですね。
ちなみにメーカや車種、色合い、年式等等によって塗装面の状態は全く異なります。プロであるからにはどんな塗装面でもこなしますが、やはり中には泣きたくなるような塗装面も有ります。大別すると「ものすごく硬くてなかなか削れない」物と、「ものすごく柔らかくてすぐに傷が入ってしまう」ものになります。ソリッド系のボディ色のものは比較的塗装面が柔らかく、苦労します。